ラベル付き木に対する極大部分木マイニングの計算複雑性
付録: 別解問題の NP-困難性から列挙問題の困難性への帰着
「列挙問題を出力多項式時間で解ける ⇒ 別解問題を多項式時間で解ける」を示す.
別解問題のインスタンス: グラフの集合 G,既知の頻出グラフの集合 Ft
Maximal-FCISM を解く出力多項式時間アルゴリズムを A とする.
→ ある多項式 f が存在して,A は出力のサイズが s であるようなサイズ i の入力に対してf(i,s)時間で停止.
T=f(∣I∣,∣S∣) として,アルゴリズム A を入力 I に対して T 時間動作させる.
- A が時間 T 以内に停止: その出力 O と S を比較することで,
合計で O(T+∣O∣∣S∣) 時間で別解問題を解くことができる.
- A が時間 T 以内に停止しない:
Ft のサイズは S のサイズよりも真に大きいことがわかる.
→ よって他の解が存在するので,別解問題の答えは YES.
いずれの場合にも別解問題を多項式時間で解くことができる.